魂蘇(こんそ)セラピーの体験談をご紹介します。
今回ご紹介するのは、ご自身も長年ヒプノセラピーや
心理療法を学び、多くの方の心に寄り添ってこられたセラピストの方です。
「これまで本当にたくさん自分と向き合ってきました。
でも、まだ何か奥に残っている気がするんです。」
そんな想いで、遠方から魂蘇セラピーを受けに来てくださいました。
「受け取れない」というテーマ
今回のテーマは、
「もっと受け取れる私になりたい。」ということ・・
決して生活に困っているわけではありません。
家族との関係も良好。
仕事にもやりがいを感じている。
それでも、
「なぜか受け取れない。」
お金。
豊かさ。
人から与えられるもの。
頭では受け取っていいと分かっているのに、
どこか深いところでブレーキがかかってしまう。
その理由をご本人も分からないままでした。
3歳で突然訪れた別れ
お話を伺う中で語ってくださったのは、
3歳の頃、
大好きなお母さんと突然引き離された出来事でした。
ある朝、
「おばあちゃんの家へ遊びに行こう。」
そう言われて家を出た幼い彼女。
でも夜になっても、
お母さんは迎えに来ません。
泣き続ける幼い彼女に、
叔父さんが抱きしめながら伝えます。
「本当のことを言うよ。
お母さんはもう来ない。
今日からこの家の子なんだ。」
その瞬間、
幼い心はあまりにも大きな悲しみに耐えられず、
意識が身体から離れるような感覚になったそうです。
後になって心理学を学び、
「あれは解離だったのかもしれない」
と気づかれたと言います。
「愛着」は失われたと思っていた
それから長い年月。
ヒプノセラピー、
インナーチャイルド、
ビリーフチェンジ、
さまざまな心理療法を学び、
少しずつ人生は変わっていきました。
再婚し、
子どもを育て、
仕事も順調。
それでも、
心のどこかに残っていたもの。
「私は本当に愛されていたのだろうか。」
その答えだけは、
まだ見つかっていませんでした。
身体に触れた瞬間に起きたこと
以前、魂蘇セラピーを受けられた際、
身体を優しく揺らされ、
頭や首に触れられている時間の中で、
まるで赤ちゃんがお母さんに
抱っこされているような感覚が訪れたそうです。
その瞬間、
言葉にならないほど深い安心感が身体いっぱいに広がりました。
そして、
心の奥底から湧いてきたのは、
「私の中に愛着は残っていた。」
という確信でした。
失われたと思っていたものではなく、
ずっと心の深い場所で大切に守られていたもの。
そのことに気づけた瞬間だったそうです。
身体が教えてくれる記憶
頭では理解していても、
身体はもっと深い記憶を覚えています。
優しく触れられること。
安心して委ねられること。
言葉にならないぬくもり。
身体が緩むことで、
心の一番深い場所にある安心感が自然と思い出されていく。
魂蘇セラピーでは、
その「身体の記憶」をとても大切にしています。
魂蘇セラピーが大切にしていること
私たちは、
傷ついた記憶ばかりを抱えているわけではありません。
そのもっと奥には、
誰もが本来持っている
安心
愛着
つながり
があります。
身体が緩むことで、
その感覚を思い出し、
魂は「もう大丈夫」と教えてくれるのです。
最後に
長年、心理療法を学び続けてこられたクライアント様が、
「魂蘇セラピーで初めて、この深い愛着に触れることができました。」
そう話してくださいました。
私はその言葉を聞いて、
身体に優しく触れることの力を改めて感じました。
人は、
理解だけでは癒えないことがあります。
身体が安心した時、
心も、
そして魂も、
静かに「大丈夫」を思い出していく。
そんな時間をご一緒できたことに、
心から感謝しています。
※この体験談は、クライアント様のご了承をいただき、
一部個人が特定されないよう配慮して掲載しています。




