こんにちは。
魂蘇セラピー創始者の紫紋かつ恵です。
今日は、名古屋市にお住まいの41歳の女性、
Yさんの魂蘇セラピーのセッションをご紹介します。
ご相談は、こんなことでした。
人を信じきれないんです。
近づくと怖くなって、自分から切ってしまう。
相手を傷つけているのも分かっているのに、感情がコントロールできなくて。
お仕事でもプライベートでも、相手を疑ってしまう。
そのあとで「なんであんなこと言っちゃったんだろう」と、何日も悔やんでしまう。
そんな自分を、どうにかしたい――
そうおっしゃって来てくださいました。
それは性格ではなく、愛着のパターン
お話をうかがって、まずお伝えしたのは、
これはYさんの性格の問題ではない、ということでした。
本当は仲良くしたい。穏やかな関係でいたい。
なのに、近い関係の人ほど、近づくと怖くなって距離を取ってしまう。
これは愛着のパターンと呼ばれるもので、多くの場合、幼いころのご家族との関係の中でつくられます。
Yさんも、幼いころ、安心して甘えられる時間が十分ではありませんでした。
「いつ帰ってくるんだろう」「今日も帰ってこないのかな」
――そうやって待ち続けた時間が、長くありました。
その頃の「また裏切られるかもしれない」という感覚が、
大人になった今、いちばん近い人との関係の中でよみがえってくる。
今の相手が悪いのでもなく、今のYさんが悪いのでもありません。
傷ついたままの、幼い自分が反応しているのです。
「狂気に満ちた自分になっちゃう」
とご本人はおっしゃっていましたが、
それは狂気ではなく、心の発作のようなもの。
そう捉えるだけでも、少し楽になります。
体をゆるめながら、無意識の世界へ
今回は、インナーチャイルドに会いにいくセッションを行いました。
魂蘇セラピーは、
ヒプノセラピー × オステオパシー整体(エアハート)× エネルギーヒーリングを組み合わせた、
日本発祥の統合セラピーです。
Yさんは「イメージするのが苦手なんです」とおっしゃっていました。
そういう方こそ、体からのアプローチが助けになります。
幼いころに緊張し続けた体は、背中や首、肩がかたくなったままのことが多いのです。
肩や体にそっと触れ、ゆったりと呼吸をしながら、力を抜いていきます。
頭で考える世界から、感覚の世界へ。
体がゆるむと、意識は自然に深いところへ入っていきます。
黄色い服の女の子との再会
やがてYさんの前に現れたのは、4〜5歳くらいの女の子でした。
黄色い服。横に結んだ髪。
笑ってはいないけれど、まだ穏やかな顔をしています。
「この子を見て、何を感じますか」とうかがうと、Yさんはこう答えました。
幸せになりたそう。
抱っこしてあげたい。
そう思って手をのばすと、女の子は体育座りのまま。最初は、少し警戒していました。
そこで、Yさん自身にその子の中に入っていただきました。
幼い自分の目から、大人の自分を見てもらうのです。
はじめは「大人の私が見えない」。
そして、「寂しい」。
けれど、ぐるっと見渡した先に、白と黒の服を着た大人のYさんがいました。
ふたりで、きょとんと顔を見合わせて――
次の瞬間、小さなYさんのほうから、大人のYさんに抱きついたのです。
「不思議な感じ」
そう言いながら、Yさんは長いあいだ、その子をぎゅっと抱きしめていらっしゃいました。
いろんな年齢の自分が集まってくる
そこから先は、私はほとんど何もしていません。
Yさんご自身が、どんどん進んでいかれました。
ワンちゃんに会わせてあげる。
おいしいものを一緒に食べる。
夜は一緒に寝てあげる。
「してほしかったことを、私がしてあげてる」
すると、いろんな年齢のYさんが次々に出てきました。
その子たちをみんな、胸の中へ迎え入れていきます。
「円の中に、みんながいる感じ」
「私が、みんなのお母さんになってあげる」
そう伝えたとき、みんなが安心した顔になりました。
そして、ひとつに溶け合っていったその子たちは、明るい黄色の光になりました。
その黄色が、頭のてっぺんから足のつま先まで、体の細胞のひとつひとつに広がっていきます。
幸せになれそう。
なんか、信じれそう。
未来のビジョンは、眩しすぎて見えない
最後に、少し先の未来を見ていただきました。
Yさんの答えは、こうでした。
眩しすぎて、見えません。
目がつぶれそうなくらい眩しい光。
それは、Yさんご自身が放っている光です。
あれだけ辛い経験をされてきて、それでも誰のことも恨んでいない。
ご家族のことを、今も気にかけていらっしゃる。
その生き様が見せてくれた光だと、私は感じました。
セッションを終えて ― 自分を責めることは、あの子を責めること
Yさんの最後の言葉は、「スッキリしました」「心が明るい」でした。
セッションでお伝えしたことを、3つだけ。
- 疑いや不安が出てきたら、それは発作だと思う。自分がおかしいのではなく、インナーチャイルドが痛がっているだけです
- 自分を責めることは、あの子を責めること。小さな子が間違えるのは当たり前。大人だって間違えるのですから
- 大切なのは、思いやりと距離感。近すぎても、離れすぎても苦しくなります。好きでいられる距離を、自分で決めていい
幼いころに置き去りにしてきた自分を迎えにいくと、今の人間関係の反応が、少しずつ静かになっていきます。
一度で終わりではありません。
けれど、一度その感覚をつかんだ方は、ご自分で癒していけるようになります。
こんな方に、インナーチャイルドのセラピーはおすすめです
- 親しい人ほど信じられなくなり、自分から関係を切ってしまう方
- 感情が爆発したあとで、強く自分を責めてしまう方
- 頭では分かっているのに、心がついていかない方
- 幼いころ、寂しい思いをした記憶がある方
- 首や肩、背中の緊張がずっと抜けない方
名古屋でインナーチャイルドを癒したい方へ
魂蘇セラピーは、心と体と魂を同時に扱う、日本発祥の統合セラピーです。
手技をともなうため、対面のみのセッションになります。
イメージが苦手な方、言葉にするのが難しい方でも、体からゆるめていくので入りやすいのが特徴です。
動きやすい服装でお越しください。
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▶ まずは入門講座から
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
※この記事は、ご本人の書面による許可をいただいて掲載しています。プライバシー保護のため、お名前はイニシャルとし、ご家族に関する記述など個人が特定される内容は省略・変更しています。セラピーで感じるものや変化には個人差があり、同じ体験をお約束するものではありません。医療行為ではありません。




