〜魂蘇セラピーで癒えたインナーチャイルド〜
名古屋の催眠療法士、公認心理師の紫紋かつ恵です。
魂蘇セラピーの体験談をご紹介します。
◆ 心のどこかに残っていた“終わっていない感情”
今回ご紹介するのは、
人生の中でたくさんの経験を重ねながらも、
「過去のことはもう終わった」と思い込んで生きてきた女性、Aさんのセッションです。
一見、穏やかに見える日常の中で、
大きな音や叫び声に強い緊張が走ることがありました。
「どうしてこんなにも怖くなるのだろう」
その反応の奥に、まだ癒されていない心の痛みが隠れていたのです。
◆ 幼い日の記憶:助けられなかった私
セラピーで心の奥へ降りていくと、
Aさんの中に、幼い自分の姿が浮かび上がりました。
両親の激しい口論。
物が壊れる音、叫び声、そして沈黙。
小さなAさんは、ただその場で凍りついていました。
「助けて」と母が言っても、体は動かず、声も出せない。
その瞬間、心は「安全ではない世界」に閉じ込められてしまったのです。
長い年月が経っても、その記憶は体に刻まれ、
大きな音に触れるたびに“あの時の危険”を再現してしまっていました。
◆ 「安全」と「自由」を再構成する
セッションでは、まず呼吸と身体の感覚を整えながら、
“今ここは安全”という感覚を少しずつ体に教えていきました。
足の裏を感じ、肩や顎の力を抜き、
ゆったりと呼吸をしながら、
幼い自分に語りかけます。
「怖かったのは当然だよ」
「いまは大人の私が一緒にいるから大丈夫」
「急がなくていい、泣いてもいいよ」
少しずつ、心の中に温かさが戻ってきます。
そして、イメージの中で草原や海辺のような穏やかな場所へ。
小さなAさんを抱きしめた瞬間、
胸の奥に“ほっとする”感覚と柔らかな光が広がりました。
◆ 家族との魂の対話
深い癒しの中で、Aさんの意識は
お父さんやお母さんの魂とつながっていきました。
そこにあったのは、
過去には言葉にできなかった愛情。
「生きたいように生きろ」
「気をつけて」
短いけれど、心にまっすぐ届く言葉でした。
魂の世界では、誰もが穏やかに笑っていて、
「また三人でおしゃべりしたり、美味しいものを食べたりしたいね」
という優しい会話が交わされました。
その瞬間、Aさんの中で“赦し”が起こり、
悲しみが静かに溶けていきました。
◆ ハイヤーセルフからの導き
さらに高い意識の領域から、
Aさんのハイヤーセルフが言葉を届けてくれました。
「自分で選んだんだよ」
「まだまだ人生は続く」
「なんでも試してみなさい」
それは、これまでの制限を超えて
“自分の人生を自由に生きていい”というメッセージでした。
◆ 「自由」と「安全」はどちらも大切
セッションの最後にAさんは気づきました。
「お金や安心のために我慢してきたけれど、
本当は“静けさ・尊重・心の安らぎ”も大切にしたい。」
その気づきは、
「自由に生きたい」という想いと
「安全でありたい」という願いを両立させる第一歩となりました。
魂蘇セラピーを通じて、
Aさんは“安心して自由である”という新しい感覚を取り戻しました。
◆ 魂が再び歩き始める
セッションの終わり、Aさんは深く息を吐きながら、
「やっと、過去が本当に終わった気がします」と微笑みました。
心と体が一致し、
魂がもう一度、自分の人生を選び始めた瞬間でした。
癒しとは、過去を忘れることではなく、
「もう安全だ」と感じながら現在を生きられるようになること。
Aさんのこれからの人生が、
“自由×安全”という新しいバランスの中で、
あたたかく広がっていくことを心から願っています。
魂蘇セラピー、ヒプノセラピー、トラウマケア、ハイヤーセルフ、心の安全、自由




