名古屋の催眠療法士、公認心理師の紫紋かつ恵です。
魂蘇セラピーの体験談をご紹介します。
今回ご紹介するのは、人との距離感に悩まれていたAさんの体験です。
Aさんは職場で関わる一部の方との関係に悩んでおられました。
関わると心が揺さぶられてしまう。
できるだけ会話を短くしてしまう。
距離を置こうとしてしまう。
そして何より、
そんな自分を責めてしまう。
「もっと優しく接したい」
「もっと受け入れられる自分になりたい」
そう思えば思うほど苦しくなっていたのです。
本当に変えたかったのは相手との関係ではなかった
お話を伺っていると、
Aさんが本当に苦しかったのは相手との関係そのものではありませんでした。
距離を置いてしまう自分。
イラッとしてしまう自分。
受け入れられない自分。
そんな自分自身を否定してしまうことでした。
「こんな自分じゃダメなんじゃないか」
「もっと大人にならなきゃ」
「もっと優しくしなきゃ」
そうやって無意識に自分を裁いていたのです。
心の奥にいたもう一人の自分
セッションでは、
その自分の内側にいる存在に意識を向けていただきました。
すると返ってきた言葉は、
「距離を置いてもいいんだよ」
でした。
意外な答えだったかもしれません。
でも、その声はとても優しく、
Aさんを守ろうとしているように感じられました。
さらにその存在はこう伝えてくれました。
「それは意地悪なんじゃない」
「また傷ついてしまうから守っているんだよ」
と。
黒い自分も大切な自分
私たちはつい、
優しい自分は良い。
イライラする自分は悪い。
そんなふうに分けてしまいます。
でも本当は、
イライラする自分も、
距離を置きたくなる自分も、
傷つきたくないから頑張っているのです。
Aさんも少しずつ、
そんな自分を認められるようになっていきました。
「今日は調子が乗らない」
「今日は無理したくない」
そんな日があってもいい。
それも自分。
その感覚が少しずつ広がっていったのです。
黒いモヤモヤからのアドバイス
さらにセッションを進めると、
Aさんの中から黒いモヤモヤした存在が現れました。
普通なら消したくなる存在です。
でも今回は違いました。
その存在に、
「どうしたらいい?」
と聞いてみたのです。
すると返ってきた答えは、
なんと、
「ジョークにしたら?」
でした。
思わず笑ってしまうような答えです。
けれどAさんはその瞬間、
とても大切なことに気づかれました。
深刻になりすぎなくてもいい。
全部を正そうとしなくてもいい。
少し笑いに変えてもいい。
人生はもっと軽くていい。
そんな感覚でした。
笑顔の輪の中心にいる自分
セッションの中で、
ジョークを交えながら人と関わる未来の自分を感じていただきました。
そこには笑顔がありました。
無理をして作った笑顔ではありません。
自然と湧いてくる笑顔です。
周りの人たちも笑っています。
Aさんも笑っています。
そして気づいたのです。
自分が誰かを笑顔にし、
誰かから笑顔をもらっていることを。
オレンジ色の温かなエネルギー
その時、
Aさんの身体の中心には温かなオレンジ色の光が広がっていました。
オレンジ色は、
喜び
温かさ
人とのつながり
安心感
を象徴する色です。
その光は身体全体へ広がり、
さらに周囲へと溢れていきました。
まるでAさん自身が温かな太陽のようでした。
海辺で感じた穏やかな未来
さらに未来のイメージの中で、
Aさんは故郷の海辺に立っていました。
穏やかな海。
優しい風。
懐かしい景色。
そして未来のAさんは、
今のお仕事を続けながら、
穏やかな場をつくる人になっていました。
周囲の人たちは笑顔です。
Aさんも笑顔です。
誰かを変えようとしているのではなく、
ただそこにいるだけで場が和む。
そんな存在になっていました。
自分を許した時、人との距離も変わる
セッション後、
Aさんは笑顔でこう話してくださいました。
「ジョークが言える自分になれそうな気がします」
と。
問題だったはずの人間関係。
でも実際に変わったのは、
相手ではなく自分との関係でした。
自分を責めるのをやめる。
黒い自分も認める。
完璧を目指さない。
すると不思議と、
人との距離感も自然なものへと変わっていきます。
魂蘇セラピーは、
心・体・魂をひとつにつなぎ、
本来の自分へ還っていくセラピーです。
あなたの中にいる「黒い自分」も、
実はあなたを守ろうとしている大切な存在かもしれません。
その声に耳を傾けてみませんか。
あなたの心にどう響きましたか?
どうかお役に立てば幸いです。




