名古屋の催眠療法士、公認心理師の紫紋かつ恵です。
魂蘇セラピーの体験談をご紹介します。
今回のクライアント様は、若く聡明な女性でした。
周囲に人がいても、どこか孤独感を感じる。
人との距離が近づきそうになると、無意識に距離を取ってしまう。
相手の期待に応えようと頑張るけれど、理解されないことに怒りや寂しさを感じる。
そんな悩みを抱え、魂蘇セラピーを受けてくださいました。
誰にも言えなかった寂しさ
セッションの中で身体を緩めながら対話を進めていくと、
幼い頃の記憶が浮かび上がってきました。
シングルマザーとして一生懸命働いていたお母さん。
大好きなお母さんだからこそ、
寂しいと言えなかった。
もっと甘えたいと言えなかった。
本当は一緒にいてほしかった。
そんな気持ちをずっと胸の奥に閉じ込めていたことに気づかれました。
さらに、
進路を自分で選べなかったこと。
自分の気持ちを伝えられなかったこと。
幼い頃の我慢や悲しみが次々と現れてきました。
胸に残っていた「言えなかった気持ち」
クライアント様は、
子どもの頃の寂しさや悲しさを抱えたまま成長してきました。
そしてその感情は、
身体にも残っていました。
胸の奥にある重たいしこり。
身体のぎこちなさ。
言葉にならなかった思い。
長い年月をかけて抑え込んできた感情が、
少しずつ表面に現れてきたのです。
本当は人が好きだった
感情を解放していく中で、
意外な気づきもありました。
それは、
「本当は人が好き」
ということでした。
「人とつながりたい」
「仲良くしたい」
そんな純粋な気持ちが魂の奥には残っていたのです。
さらに、
子どもの頃のご自身の姿も思い出されました。
天真爛漫で行動的。
好奇心いっぱいで、
時には無茶をして怒られることもあった。
本来のクライアント様は、
とても明るく自由な魂だったのです。
過去を癒した先にあったもの
魂蘇セラピーでは、
過去を変えることはできません。
けれど、
過去の出来事に対する感じ方や意味づけは変わっていきます。
セッションの後半、
クライアント様はお母さんとの関係を改めて見つめ直されました。
不器用だったかもしれない。
うまく伝わらなかったかもしれない。
それでも、
そこには愛がありました。
お母さんがクライアント様を思う愛。
クライアント様がお母さんを思う愛。
そして、
その愛に気づいた時、
長い間抱えていた孤独感が少しずつ溶けていくようでした。
おじいちゃんからの愛
さらにセッションの最後には、
ずっと見守ってくれていたおじい様の存在も現れました。
亡くなった後も変わることなく、
優しく見守り続けてくれていた存在。
その愛を感じた時、
クライアント様の表情はとても穏やかになられていました。
そして、
「私は一人ではなかった」
そんな感覚が広がっていったようでした。
本当の気持ちを伝えるという一歩
セッション後、
クライアント様はこう話してくださいました。
「身近な人に気持ちを伝えてみます」
と。
とてもシンプルな言葉です。
けれど、
ずっと我慢してきた方にとっては大きな一歩です。
自分の気持ちを認めること。
そして大切な人に伝えること。
その正直な思いは、
きっとまっすぐ相手の心へ届いていくことでしょう。
魂が蘇る時
孤独感の奥には、
本当は人とつながりたい気持ちが隠れていることがあります。
怒りの奥には、
理解してほしいという願いが隠れていることがあります。
今回のクライアント様も、
抑え込んでいた感情を解放することで、
本来の優しさや愛を思い出されました。
魂蘇セラピーは、
心・体・魂をつなぎ、
本来の自分へ還っていくセラピーです。
あなたの中にも、
まだ気づいていない本当の気持ちが眠っているかもしれません。
その声に耳を傾けるお手伝いができれば幸いです。
※体験談は、クライアント様の了承を得て掲載しています。




