魂蘇セラピーを受けてくださった方から、その後1か月のあいだの記録を送っていただきました。
セッションの直後だけでなく、7日目、10日目、20日目、1か月目と、そのときどきに感じたことを書き留めていてくださったものです。
セラピーのあと、心と身体に何が起きていくのか。それが、こんなにはっきり残っている記録は多くありません。ご本人の許可をいただいて、ほとんどそのままご紹介します。
書いてくださったのは、長くお仕事を続けてこられた女性です。ずっと「我慢」で乗り越えてこられた方でした。
セッション当日の記録は体験談45「もう我慢しなくていい」涙の先に見つけた癒しにあります。
7日目 ― 「もっと自由でいいんだ」
職場での人どうしの会話など、自分が思うほど人は気にしていないから、もっと自由で良いんだと気がついた。
最初に変わったのは、人の目でした。
長いあいだ、まわりの反応を細かく拾いながら暮らしてこられた方です。その網の目が、少しゆるんだのだと思います。
10日目 ― 何もしたくない時期
心が、本来の場所に戻りたがっている感じ。
身体は旧(自分が我慢すれば)の環境に安心し、心と身体がアンバランスな感じ。
行きたい場所、望む場所に行きたいのにいけない。全てに関して無気力になってしまった。
ここは、隠さずに載せさせていただきます。
セッションのあと、4〜5日ほど何もしたくない時期があったそうです。良いことばかりではありません。
心はもう動きたがっているのに、身体のほうは、慣れ親しんだ「我慢していれば安全」という場所に留まろうとする。この引っぱり合いが、無気力という形で出てきます。
私はこれを、悪い兆候だとは思っていません。むしろ、動き始めた証拠です。何も変わらなければ、引っぱり合いも起きません。
20日目 ― 言えるようになった
職場にて、思ったことをすぐに言葉にできるタイプ。苦手な家族を思わせるタイプ。
言われっぱなしではなく、自分の意見も言えるようになった。
そして、心が望む場所へ変わることを受け入れ、そのために動く決心ができた。
苦手な人というのは、たいてい、家族の誰かに似ています。
その人に言い返せたということは、職場の話ではなく、もっと前からの何かが動いたということです。
1か月と2日 ― 決めた日
今までの私ならば、次のお休みのときに、と決断を先延ばしにしていたと思いますが、上司にお願いをしてお休みをいただき、相談に行ってきました。
今日さっそく面接に行き、内定をいただけました。
また、今回は友人がサポートを言い出してくれ、素直にお願いすることもできました。今までだったら、自分が苦しむ結果になったとしても遠慮していました。
長く続けてこられたお仕事を離れて、ずっとやりたかった別の仕事に移る決断をされました。
私が印象に残ったのは、こちらのほうです。
素直にお願いすることもできました。
自分が苦しんでも遠慮する。それが、この方の長年のパターンでした。そこが変わったことのほうが、決断そのものより大きいと思っています。
一度きりの人生
最近の夢で、両親と店をやっていたころは本当に幸せだったのだと気づかされました。
生前、主人も「その仕事をすればいいのに」と残してくれていましたが、自分に自信がなく、挑戦もしないまま「私には無理なんだ」と決めつけていました。
ずっと前に、いちばん近い方が言ってくださっていた言葉でした。
それを受け取れるようになるまでに、時間がかかった。でも、受け取れたのだと思います。
慣れるまで、しばらく気持ち的にもしんどい時間もあると思います。
でも、今回勇気を持って一歩踏み出せたことのほうが大きいのだと感じているので、無理せず精一杯挑戦してみます。
1か月と9日 ― 会えた日
実家に行った際、いつもなら家族が帰宅する時間は避けていたが、気にもせず忘れていた。
なので、1年近くぶりに実際に会ったが、今までとは違う不思議な感覚の中で話をしていた。
あぁ、この自由さが羨ましかったのだ、と思いながら。
避けていたことを、忘れていた。
これがいちばん、変化らしい変化だと思います。がんばって会いにいったのではありません。避ける理由のほうが、いつのまにか消えていたのです。
そして最後の一行です。
あぁ、この自由さが羨ましかったのだ。
苦手だと思っていた相手のことを、羨ましかったのだと言えるようになる。ここまで来ると、その関係はもう、以前と同じものではありません。
Hさんからの言葉
この1か月のあいだ、気持ちの揺らぎというのか、考えグセのようなものと離れたい気持ちと、長年の考えグセが突然湧いてきて葛藤する時期もありました。
でも、やっぱり変わりたい。より良くなりたい。その思いに、素直に向き合えるようになりました。
今は、魂蘇セラピーを受けさせていただけたことに感謝です。より、自分自身に素直に向き合えるようになりました。
一度きりの人生。せっかくなら、自分らしく楽しみたいです。
1か月のあいだに起きていたこと
あらためて並べてみると、順番がとてもはっきりしています。
7日目に人の目がゆるみ、10日目に揺り戻しが来て、20日目に言えるようになり、1か月で動き、その9日後に、避けていた人と会えた。
魂蘇セラピーは、その日のうちに何かを解決する時間ではありません。セッションで起きるのは、方向が変わることだけです。そこから先は、その方が日々のなかで進んでいかれます。
Hさんは、ご自分の足でここまで歩かれました。私がしたのは、最初の向きを少し変えるお手伝いだけです。




