名古屋の催眠療法士、公認心理師の紫紋かつ恵です。
魂蘇セラピーの体験談をご紹介します。
(※個人が特定されないよう配慮し、内容は本質を損なわない範囲で編集しています。)
セッションの背景とテーマ
Kさんが静かに語ってくださったのは、ふとした瞬間に強く湧き上がる怒りのこと。
過去、介護中のお母様へ感じた怒りと、
思春期の揺らぎの中にいる娘さんへ感じる怒りが同質だと気づいている、と。
さらに——
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一人っ子として「いい子でいなければ」と感情を抑えた子ども時代
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以前のワークで見えた「裏切られ、絶望の中で亡くなった前世」の記憶
今回のテーマは明快でした。
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長年抱えてきた怒りの正体を探る
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その根源を見つめ、身体と心に溜まった感情を解放する
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インナーチャイルドを癒し、統合へつなぐ
旅の始まり:「怒り」の奥にあったもの
最初に浮かんだのは、幼い頃の食卓の光景。
アイスクリームを食べる「楽しいはず」の場面なのに、
どこか空虚で心から味わえない。
お母さんが“心ここにあらず”。その温度差を、幼いKちゃんは敏感に感じ取っていた——。
その奥から、インナーチャイルドの魂の声が聴こえてきます。
「そもそも、なんで生まれてきちゃったんだろう」
それは悲しみよりも怒りに近い違和感。
まるで「黒いレールに乗せられて一方的に運ばれた」ような感覚でした。
魂の記憶へ:生まれる前の「決意」
「黒いレール」を手がかりにたどり着いたのは、生まれる前の世界。
そこは緑が豊かで、羽で自由に飛び回れる、温かく幸せな場所。
けれど魂は感じていました。
「ここにいるだけでは、成長には限界がある」
「もっと知りたい、先にあるものを見てみたい」
怖さも、名残惜しさも抱えながら、“自らの意志で”地上に降りることを選んだ——。
この瞬間、Kさんの中に「自分で決めたんだ」
という確かな感覚が根を下ろしました。
インナーチャイルドの癒しと統合
「自分で決めた」という理解のあと、再び幼い日の食卓へ。
同じ場面なのに、世界の見え方が一変します。
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味気なかったアイスが、「すごく美味しい!」と感じられる
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お父様の表情が和らいで見え、お母様も楽しそうに見えてくる
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そばには大人のきょうこ様がいて、幼い自分をやさしく抱きしめている
その腕の中でインナーチャイルドは、絶対的な安心感に包まれました。
長く背負ってきた「私がなんとかしなきゃ」という重荷が溶け、
「それでいいんだ」
という静かな肯定が胸いっぱいに広がります。
ハイヤーセルフからのメッセージ
最後に、魂の奥底から静かな声が響きます。
「迷うな」
「不安に思うことはない。そのままでいい」
「必要なものは、もう全部ここにある」
「自分の中心だけを感じて。そこに響くものだけを受け取れば十分」
それは、内なる力を信頼して進むための道しるべとなる言葉でした。
これからのビジョン:自由に、軽やかに
セッションの最後、内なる世界に広がったのは自由で生き生きとした未来。
場所や人の枠にしばられず、新しい出会いやつながりが生まれ、
太陽の下で仲間と笑い、肩を組んで歌う自分。
胸に温めてきた「妄想」は、ただの夢ではなく“進みたい道”だと確信へ変わりました。
魂からの情熱を再発見した、力強い一歩です。
怒りは、愛と正直さのサインです。
その奥にいる小さな自分の声を聴き、抱きしめるとき、
“外側を変える”よりも深い、生き方そのものの変容が起こります。
きょうこ様が取り戻した「自分で決めた人生」という感覚が、
これからの日々を、より軽やかで確かなものにしてくれるでしょう。
どうか、自分の中心に響くものを大切に。
その感性こそが、あなたと大切な人を、いちばん優しく導きます。
🕊 掲載について
この体験談は、クライアント様のご承諾のもと、匿名・配慮を行い掲載しています。
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