名古屋の催眠療法士、公認心理師の紫紋かつ恵です。
魂蘇セラピーの体験談をご紹介します。
今回のクライアント様は、これまで何度もヒプノセラピーを受けながら、ご自身の心と丁寧に向き合ってこられた方です。
長年抱えていた悩みは、
「周りの人を嫌いになってしまう」
ということでした。
本当は仲良くしたい。
人とつながりたい。
けれど近づきすぎると苦しくなる。
そして離れると寂しくなる。
そんな人間関係のパターンに悩まれていました。
人間関係の奥にあった幼い頃の傷
魂蘇セラピーで身体を緩めながら、その感覚を辿っていくと、
幼い頃の記憶が浮かび上がってきました。
親戚の家で体験した悲しい出来事。
怖かったこと。
傷ついたこと。
そして、その辛さをお母さんに分かってほしかったこと。
けれど、
受け止めてもらえなかった。
何度も期待して、
何度も裏切られたように感じていた。
その時の悲しみや孤独感が、
今も心の奥に残っていたのです。
3歳の自分を救い出す
セッションの中で、
クライアント様は3歳頃のご自身と出会いました。
悲しくて、
怖くて、
寂しくて、
どうしていいか分からない小さな自分。
魂蘇セラピーでは、
その幼い自分を意識の世界の中で安全な場所へ連れて行きます。
今回は広い草原でした。
そこでゆっくり休み、
安心を感じてもらいました。
そして、
ずっと言えなかった思いを、
大人たちへ伝えていきました。
「本当は悲しかった」
「わかってほしかった」
「苦しかった」
意識の世界では、
現実ではできなかったことも行うことができます。
悲しみを十分に感じる
怒りを表現した後、
次に現れたのは深い悲しみでした。
何度も涙を流しながら、
少しずつ受け入れていきます。
期待していたものが得られなかったこと。
叶わなかった願い。
満たされなかった思い。
その一つひとつを感じながら、
時間をかけて手放していかれました。
まるで喪失を受け入れていくプロセスを、
丁寧に歩いているようでした。
親への期待を手放すということ
私たちは誰でも、
親に愛されたいと思っています。
認めてもらいたい。
分かってもらいたい。
受け止めてもらいたい。
それはとても自然な気持ちです。
けれど、
時には親自身にも余裕がなく、
その愛を十分に受け取れなかったと感じることがあります。
すると、
大人になってからも同じパターンが人間関係の中で繰り返されることがあります。
今回のクライアント様も、
長い年月をかけてご自身の心と向き合ってこられました。
そして今回、
魂蘇セラピーの中で、
その深い部分に優しく触れることができたのです。
安心した自分との統合
気づけば、
3歳だったインナーチャイルドは成長し、
20歳くらいの姿になっていました。
そして、
こんな言葉を伝えてくださいました。
「穏やかです」
「安心しました」
その表情はとても柔らかく、
静かな安心感に満ちていました。
そして大人の自分と自然に統合されていきました。
セッション後のご感想
セッション後、
クライアント様はこう話してくださいました。
「体感的には10分くらいでした」
「気持ちがとても軽いです」
深い癒しの時間は、
時に時間の感覚さえ変えてしまいます。
今回のセッションは、
長年向き合い続けてきたテーマに、
優しく一区切りをつける時間だったように感じます。
この変容の瞬間に立ち会わせていただけたことに、
心から感謝しています。
どうかこれからも、
ご自身らしく穏やかな人生を歩まれてくださいね。
※体験談はクライアント様の了承を得て掲載しています。




